サンスターが取り組んでいる事業展開についてお話をいただきました。
詳しい資料も頂き、改めてサンスターの素晴らしさ知る事ができました。
GrindCare は、日本ではまだ認可されていませんが、デンマーク、ドイツ、スウェーデンではすでに発売されている、歯ぎしり測定と低減装置です。
父からもよく聞いておくようにと連絡があったので、私も今回のお話を聞かせて頂くのを楽しみにしてました。
まずは、こちらGrindCareのホームページをご覧頂きたいと思います。
すべて英語ですが、動画でもコンセプトについて詳しく解説があります。
こめかみ部分に、ペタッとセンサーを張り、歯ぎしりの測定を行うことができます。
患者様は、ご自身で歯ぎしりをされているのを気付かない場合が多いです。
パートナーの方に聞いたり、録音したりするのは大変です。
こうして、歯ぎしりの回数がスマートフォンで表示されます。
GrindCareは患者様用に機能を簡素化しておりスマホでは歯軋り回数(夜間トータルと時間ごと)と弱電気による刺激の有(ブルーのバーチャート)、無(グレーのバーチャート、測定モード)が表示されるようになっています。
歯ぎしりの回数を数えるだけではなく、GrindCareはクレンチングが閾値を超えた場合、瞬時に弱電気による刺激が流れてきます。
私も実際に体験してみたのですが、刺激はレベル1から9まで調整することができ、睡眠を妨げないレベルです。
刺激により、側頭筋や咬筋がリラクゼーションし、歯ぎしりが低減できるというしくみです。
夜間のブラキシズムは、人間の生活上必要とされるもので、人間のストレスをコントロールするためにブラキシズムをするという考えもありますが、歯ぎしりをしている方にとって辛いものです。
できる限り、かみ合わせのバランスを計り、CRとCOを一致させ、平衡則の干渉をとることで、歯ぎしりが軽減されます。
咬合調整を行う際は、GrindCareを用いて治療前から治療後の変化を比べ、ぜひ確かめてみたいと思いました。
また、患者様には起床時の日記を記録することができる機能があります。
朝起きたときの気分はどうか。
毎日記録をして、歯ぎしりをしているようだったら疲労状態も細かく日記のように変化を記録できるような機能です。
患者様がどのような時に、顎の痛みの変化があったかどうかなども記録しておくと、ストレスとの関連性も知る事ができます。
歯ぎしりをすることにより、咬筋の張り、痛み、歯の破折や硬毛、睡眠障害、肩こりや頭痛など様々な二次症状を引き起こします。
良い1日を過ごすには、質の高い夜の眠りは大切です。
これらの研究材料、患者様の声調査結果は、デンマークやドイツ、オランダそして日本の先生方に協力していただいたデータに基づくものです。
もうひとつご紹介いただいたのが、こちらのPalpeter です。
口腔周囲筋などの痛みを計る道具です。
これらも、診断を行う上で効果的な判断基準となるでしょう。
サンスターの宮高さん、内藤さんから詳しくお話を頂き、今後、患者様にGrindCare 、Palpeterをどのように活用したらよいか、私の意見もお伝えさせていただきました。
お二人とも、本当に素晴らしい方です。
こちらのお部屋の椅子はイタリア製。
赤い椅子、かっこいいですね!
その後、サンスターのウィーランドさんも一緒にレマン湖沿いにある美しいレストランに連れて行ってくださいました。
湖沿いのレストラン、とても素敵です!
この空間が好きです♪
スイスのワインと一緒に頂いたのは・・・
レマン湖で採れる、小さなお魚のソテー。
Filets de perchesというレマン湖地方の郷土料理なのだそうです。
とても美味しかったです!
ウィーランドさんともお会いすることができ、楽しい時間を過ごす事ができました。
レマン湖からはフランスが見えます。
対岸はエビアン。
次回は、家族でエトワを訪れ、レマン湖でバカンスを過ごしたいです。
レマン湖周辺は、ヨットやクルーザーを持ったお金持ちが住む土地とも知られているそうです。
こんな素敵な場所に、サンスターがあり、スタッフの方々が生活を送る事で、沢山の良いアイデアが生まれるのでしょうね。
今回、サンスターの皆様から最高のおもてなしを頂き、今後の私の人生に大きな刺激と影響を与えてくださったと思います。
こうした機会を頂いた、中村正一取締役会長、森定英人様、当日私をお出迎え頂いた皆様に心より感謝したいと思います。