スイス2日目、時差ぼけで朝の3時頃にパッチリ目が覚めてしまいました。
朝、町が賑わいはじめた頃、外へ出てみるとマーケットが開かれていました(^_<)-☆
今が旬のシュパーゲルがこんなに沢山!!
買って帰りたい。
こんなに可愛らしいサラミは見た事がありません。
ついつい、買ってしまいました!
朝早くにお迎えに来ていただき、念願のSUNSTAR本社へ(^_<)-☆
大きい〜!!
というのが、第一印象。ビックリしたのは、こちらのビルの他にもう1つ、巨大なビルまで。
一体どれだけの規模の会社なんだろう・・・
エントランスを入ると、とても静か。
今日は、ゴールデンウィークで会社がお休みなのかな?
と思う程です。
「常に人の健康の増進を 生活文化の向上に奉仕する」
ハッとさせられる座右の銘。
贅沢に使われている空間は、よくパーティーに利用されるのだそうですよ♪
手入れされているテラスは、目を和ませます。
それぞれの階を案内していただいたのですが、誰もいないと思った会社のスタッフの方が沢山いらっしゃいました。
こうして見ると、静かですし本当にわからないです。
イタリア人のデザイナーが設計した空間は、本当に贅沢です。
それぞれのデスクは、こんなに広い。
スイスでは法律で、働くスタッフの環境や広さが決まっているのだそうです。
各フロアーにはキッチンもあります。
階によってお部屋の色が違うのですよ!
サンスターグループは、オーラルケアの会社だと思われているかもしれませんが、実は様々な事を手がけていらっしゃる企業だということは、以前もお伝えさせて頂きました。
<a href="http://www.yuri-story.com/">Diversification, Globalization and Tipping Points of Sunstar Group</a>
サンスターは、80年以上も前に創業者・金田邦夫による自転車の部品販売に始まったのをご存知でしょうか?
その後、自転車用ゴム糊を自社製造販売して成功しました。
当時、ゴム糊を入れていたのが金属チューブ。
ここに歯磨を入れるという創業者の決断から、「サンスター歯磨第1号」が誕生しました。
もの凄く、イケてるアイデアです!
今回、私がとてもビックリした事があります。
2002年にサンスターは、ローザンヌの駅前にレンタルオフィスを設立した事からはじまりまったのですが、それから僅か7年でエトワに大きな自社ビルを設立し、2年前に2つ目のビルを増やしました。
これだけ短期間の間に急成長したなんて、凄い!
以前、中村会長の講演を聞かせていただいた中に、Disruptive innovaation 破壊的な切り口、変革が必要だとおっしゃっていた事を思い出しました。
スイス本社には、70名ほどのスタッフが、21カ国から集まっています。
これだけ、グローバルな人材は日本で集める事はできません。
それぞれ、違った宗教、価値観、考えを持っている事は非常に魅力的です。
一見、高コストに見えるスイスでの事業展開は、実は高い付加価値を持っていて、この事に気付いたサンスターは、日本の企業では一人勝ちしているように見えました。
サンスターグループの成長のサイクルを継続的に回すために、ブランドを強化しながら価値を上げ、そこで生み出されるIP収入を更なる将来の成長戦略への投資に回す。
というのが、ミッションなのだそうです。
本当に強い会社です。
会社には、沢山の会議室があります。
自社、他社から100名も入る会議室も立派です。
彼女が、会社を案内してくださったジュリアさん。
日本語がペラペラなのです。
とてもキュートで、素敵な女性でした♪
他にも、上質な畳が敷いてある和のお部屋。
先代の会長は、こうした空間にてアイデアをだしていたのだとか。
この静かな空間を、エトワの会社にも再現したそうです。
食堂は、テラス席もあって広々としています。
「これは何ですか?」
サンスターヨーロッパ、そしてアメリカの売り上げが、2002年から売り上げが10倍以上超えた時のお祝いなのだそうです。
2002年、全体の74%が日本のシェアでしたが、2015年には、約半分が海外マーケットとなり、売り上げも格段に伸びたということですね。
よく見ると、社員一人一人の名前が描かれているのですよ!
見る度に、やる気が増して来るポスターですね♪
次に紹介していただいたお部屋は、健康道場。
ビックリしました。
温泉のような贅沢な施設・・・
先代の会長は、熱いお風呂に入って、その後冷水で身体を冷やし、健康を保っていたのでしょうか。
しかし、スイスでは日本のお風呂のような施設は、法律で禁止されているようで。
これだけの施設が、年に数回しか使われていないそうです(^_^;
本当に贅沢!
サンスターが、オーラルケアだけではなく、沢山の事業に取り組まれている事が今回の驚きの1つでしたが、そのご紹介は、次回のブログでお伝えしたいと思います!
何から何まで、私をおもてなししてくださったサンスターの皆様に心より感謝です。